Managing Projects and Running Scans (jp_プロジェクト管理とスキャンの実行)

スキャンリスト/アクション

Projects & Scans > Projectsと選択すると、さまざまなスキャンやアクションのリストを確認することができます(プロジェクトの作成や設定に関しては、こちらを参照)。

スキャンリスト

プロジェクトパスごとに、プロジェクトが表示されます。例: Projects & Scans/View Project Scans/My Java Projects

フルスキャン

プロジェクト全体をスキャンします。プロジェクトがローカルにあるファイルを使用するよう設定されている場合には、更新されたソースコードをzipファイルで圧縮のうえ、アップロードしてください。

差分スキャン

差分スキャンを使用すると、プロジェクトのスキャン実行速度が向上します。ただし、フルスキャンを最後に実行してから、変更が生じたコードのみをスキャンする場合に有効です。差分スキャンの実行中、システムは差分スキャンが実行された各ファイルを取得して、そのコードのハッシュ値を生成します。そして、そのハッシュ値と、最後にフルスキャンが実行された同じファイル名のハッシュ値とを比較します。

  • 差分スキャンは、変更したコードだけではなく、コード全体に対して実行する必要がある
  • 差分スキャンは、フルスキャンほどの精度が確保されない
  • 差分スキャンは、通常のスキャンが45分以上かかる場合に限り推奨
  • CI/CDの一環として差分スキャンを使用する場合(例: ビルドプロセスの一部)、一定量の差分スキャンを行ったら、必ずフルスキャンを実行する必要がある。このように運用しない場合、変更内容は集約され、7%以上コードが変更されると、CxSASTは設定に基づきフルスキャンを実行するか、スキャンに失敗する

アップロードするzipファイルのファイルパスが255文字を超える場合、ファイルをスキャンすることはできません。ファイルパスを短くして、改めて操作してください。

プロジェクトのブランチ

プロジェクトのブランチは、プロジェクトのコピーに類似しますが、コピーされる一連のプロパティが異なります。ブランチでは、プリセット、チーム、ソースプロジェクトで最後に実行したスキャンならびにその結果とコメントがコピーされます。

プロジェクトの複製

プロジェクトの複製では、既存プロジェクトの設定に基づき、新規プロジェクトを作成します。既存のプロジェクトからコピーされるプロパティは、プリセット、チーム、除外ファイル/フォルダ、スケジューリング、スキャン前後およびスキャン失敗時におけるE-mail通知です。