System Architecture Overview (jp_システムアーキテクチャ概要)
CxSASTは、次のコンポーネントから構成されます。
CxSASTサーバのコンポーネント:
CxEngine: コードのスキャンを実行
データベース: スキャンの結果やシステムの設定を格納。新規/既存の商業向けMS SQLサーバや、概念実証(POC: Proof of Concept)向けに、SQL 2012 Expressの利用が可能。SQLがインストールされていない場合(定義されていると)、CxSASTのインストーラによってインストールされる
CxManager: システムの管理を行い、あらゆるシステム機能を実行して、システムコンポーネントと連携。WebサーバとしてIISを利用し、インストールされていない場合には、CxSASTのインストール時にインストールされる
CxSAST Webクライアント: CxManagerの操作を管理するための基本インターフェース(例: スキャンの実行、結果の表示、レポートの作成など)
CxSASTクライアント(ユーザインターフェース):
CxSASTは中央集約型アーキテクチャ(サーバコンポーネントのすべてを、同じホストにインストール)、および分散型アーキテクチャ(すべてあるいは任意のサーバコンポーネントを専用のホストにインストール)をサポートしています。
さらに、CxSASTは高可用性アーキテクチャ(2つ以上のCxManagerを利用したシステム管理)にも対応しており、1つのCxManagerに不具合が生じた場合でも、中断することなくシステムを通常通りに稼働させることが可能です。
CxManagerとCxEngine間の通信ならびに、クライアント、CxSAST Webクライアント、CxManager間の通信は、HTTPを使用して行われます(デフォルト)。また、HTTPSを設定することも可能です。